楽天カードは、楽天市場の買い物だけだと思っていませんか?
楽天カードは10年連続、顧客満足度1位を誇り、ポイントが非常に貯まりやすいと評判です。
今回は、その楽天カードについて紹介したいと思います。
楽天カードのメリット
楽天カードには、年会費無料、還元率1%だけではないメリットがたくさんあります。
楽天カードのメリット
- 年会費が無料
- 通常のポイント還元率は1%
- 「楽天カードポイント加盟店」での還元率は2%
- 「楽天市場」での買い物は還元率3%
- 「楽天市場」で5と0の付く日は還元率5%
- 「楽天市場」お買い物がSPUで最大還元率15%
- 公共料金の支払いも還元率1%
- 楽天Edyのチャージと使用で合計還元率1%
- 新規入会キャンペーンを毎回やっている
- カードのデザインが豊富
楽天カードは、楽天スーパーポイントが貯まり、楽天グループのサービスや、楽天ポイントカード加盟店で使えます。
楽天カードの通常の還元率は1%ですが、楽天ポイントカード加盟店では2%、楽天市場では3%貯まるので、還元率は非常に高いです。
楽天カードの還元率
楽天カードの通常の還元率は1%です。これだけでも、なかなかの還元率です。
しかし、楽天市場や楽天ポイントカード加盟店での買い物では、還元率がさらにアップし、2%~15%という高還元率が実現できます。
利用店舗 | 還元率 | 備考 |
一般の店舗 | 1% | |
楽天ポイントカード加盟店 | 2%程度 | 掲示だけでも1%貯まる |
楽天市場 | 3~15% | SPUで最大15%貯まる |
楽天スーパーポイントとは?
楽天カードで貯まるポイントは、楽天スーパーポイントです。
楽天スーパーポイントには、有効期限の異なる「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類あります。
楽天スーパーポイントの種類と有効期限
ポイントの種類 | 有効期限 |
通常ポイント | 最後にポイントを獲得してから1年間 |
期間限定ポイント | それぞれ固有の有効期限(1か月半程度) |
つまり、通常ポイントも、1年間何もせずに放っておくと失効してしまいます。
だだし、何かしらポイントを獲得し続けていれば、自然に有効期限が延びますので、しょっちゅう楽天カードを利用していれば問題ありません。
1ポイントから使える
楽天スーパーポイントは、1ポイントから使えますので、とても便利です。
他のクレジットカードは、100ポイントや1,000ポイントなど、ある程度貯まってからでないと使えないため、まったく役に立たない場合が多いです。
楽天スーパーポイントの使えるお店
楽天スーパーポイントの使えるお店って、楽天市場だけだと思っていませんか?
実は、それだけではなく、マクドナルドやミスタードーナツ、出光スタンドなど楽天ポイントカード加盟店でも使えるのです。
楽天カードは期間限定ポイントも多く、期限が迫っても、楽天市場だけではほしいものもなく、ポイントが失効してしまう場合が多いです。
そんな時に、街にある加盟店でポイントが使えれば、ポイントを無駄にしなくて済みますよ。
楽天ポイントはカード内に貯まっている
楽天スーパーポイントって、楽天のマイページに行かないと使えないと思っていませんか?
実は、2015年12月から発行されている楽天カードは、「楽天ポイント機能」と言って、カード内に楽天スーパーポイントが貯められるようになっています。
つまり、Tポイントなどと同じ仕組みで、マクドナルドなどの楽天ポイントカード加盟店なら、ポイントを使ったり、貯めたりもできます。
ただし、2015年12月以前の楽天カードに、楽天ポイント機能を付けるには、1,080円かかりますので、注意してください。
「 楽天市場」での買い物は3~15%
楽天市場で、楽天カードを利用して買い物をすると、還元率は3%です。
還元率3%と言っても、そのからくりは「楽天市場の利用」するポイントの1%、「楽天カードの元々の還元率」が1%、「楽天市場で楽天カードで購入する特典」で1%と別れています。
また、ポイントも「通常ポイント」と「期間限定ポイント」に分けられています。詳細はこのような感じです。
楽天市場の還元率3%のからくり
ポイント付与対象 | 還元率 | ポイントの種類 | |
楽天市場 | 楽天市場での買い物 | 1% | 通常ポイント |
楽天カード | 楽天カードの元々の還元率 | +1% | 通常ポイント |
楽天市場にて購入 | +1% | 期間限定ポイント | |
合計 | 楽天市場で楽天カードで買い物 | 3% | 通常ポイント2%+期間限定ポイント1% |
つまり、楽天市場での買い物は、楽天カード支払いでなくても1%還元されるということです。
そのため、還元率1%の別のクレジットカードで支払えば、合計2%還元されますので、楽天カードとの差は1%です。
毎月5と0の付く日は還元率が、さらに+2%
楽天市場での買い物の際、上のキャンペーンにエントリーすれば、毎月、5、10、15、20、25、30日は、還元率が+2%され、合計の還元率が5%にアップします。
ただし、キャンペーンの+2%分で獲得できるポイントの上限は3,000ポイントまでで、期間限定ポイントになります。
さきほどの表と合わせた、還元率5%の内訳はこの通りです。
ポイントの詳細 | ポイント付与対象 | 還元率 | ポイントの種類 | 獲得ポイント の上限 |
楽天市場 | 楽天市場での買い物 | 1% | 通常ポイント | なし |
楽天カード | 楽天カードの元々の還元率 | +1% | 通常ポイント | なし |
楽天市場にて購入特典 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000 | |
毎月5の倍数の日 | 毎月5と0の付く日に購入 | +2% | 期間限定ポイント | 3,000 |
合計 | 毎月5と0の付く日に 楽天カードで購入 |
5% | 通常ポイント2% +期間限定ポイント3% |
例えば、「毎月5と0の付く日」に、1万円の買い物をしたとすると、得られるポイントの合計は500ポイントです。
その内訳は、楽天市場と楽天カード利用分3%の300ポイントと、キャンペーン2%分の200ポイントになります。
キャンペーンの2%分の上限が3,000ポイントのため、その15倍の「15万円の買い物」で上限の3,000ポイントに達し、還元率の5%を享受できます。
スーパーポイントアッププログラム(SPU)
楽天カードには、楽天市場での買い物の際、楽天スーパーポイントの還元率が上がる、「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」というものがあります。
これは、他の楽天グループのサービスを利用すると、さらに楽天スーパーポイントの還元率がアップするというものです。
楽天グループのサービスの利用では、最大ポイントが15倍になり、還元率にすると15%という驚異の高還元率になります。
スーパーポイントアッププログラム(SPU)の詳細
楽天のホームページに載っているのに加え、ポイントの種類と、上限ポイント数を加えて、まとめてみました。
サービス | 達成条件 | 還元率 | ポイントの種類 | 上限ポイント数 |
楽天市場 | 買い物 | 1% | 通常ポイント | なし |
楽天カード | カードで買い物 | +1% | 通常ポイント | なし |
+1% | 期間限定ポイント | 5,000 | ||
楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード |
カードで買い物 | +2% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天銀行 | 楽天カードの引き落とし | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天市場アプリ | アプリで買い物 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天証券 | 月1回500円以上のポイント投資 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000 |
楽天モバイル |
格安SIM利用 | +2% | 期間限定ポイント | 5,000 |
楽天TV | NBA、パリークSpecial加入 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天ブランドアベニュー | 月1回以上の買い物 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天ブックス | 月1回1注文1,000円以上買い物 | +0.5% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天Kobo | 月1回1注文1,000円以上買物 | +0.5% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天トラベル | サービスの利用 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
楽天ビューティー | 月1回1,500円以上利用 | +1% | 期間限定ポイント | 5,000~15,000 |
そうです!「楽天市場での買物」の還元率1%と、「楽天カード」の元々の還元率1%以外は、全て期間限定ポイントになり、ポイント付与の翌月末が期限となります。
15%の還元率になるには、たくさんのサービスを利用しないといけないので、無理して利用すると損してしまいます。
しかし、楽天カードを持っているなら、「楽天銀行の口座からの引き落とし」にするだけで、4倍になるため、これなら余計なお金はかかりません。
▲お金をかけずに4倍になります
「加盟店」の還元率は2%程度
前述のように、楽天スーパーポイントを利用できる店舗は楽天市場だけではありません。
「楽天ポイントカード加盟店」なら、楽天カードを掲示するだけで、楽天スーパーポイントが1%(店舗によっては0.5%~5%)貯まります。
これに加えて、楽天カードで支払えば、楽天カードの元々の還元率1%分が追加されますので、合計の還元率は2%になります。
ポイント対象 | 還元率 | |
楽天ポイントカード加盟店 | 楽天カードの掲示で | 1% |
楽天カード | 楽天カードで支払い | 1% |
合計 | つまり、楽天カードで支払うと… | 2% |
クレジットカードで2%という高還元率はなかなかないので、加盟店をよく利用するなら、絶対楽天カードがお勧めです!
注意してほしいのが、2015年12月以前の楽天カードには楽天ポイント機能が付いていないので、楽天カードで貯まるポイントは、カードの元々の還元率の1%分だけです。
楽天ポイントカード加盟店は?
楽天ポイントカード加盟店は、年々増えていて、マクドナルドやココス、ミスタードーナツ、スリーエイト、サンドラッグ、ビックカメラ、出光石油など無数にあります。
店舗によって、ポイントは貯めるのみで使用は不可だったり、貯める場合も100円で1ポイントや200円で1ポイントなど、さまざまです。
楽天ポイントとのキャンペーンもいろいろやっています。
楽天ポイントカード 加盟店 |
ポイントを使う | ポイントを貯める | 楽天カード支払い 合計還元率 |
キャンペーン |
マクドナルド | 1ポイントで1円 | 100円(税込)で1ポイント | 2% | 100万名に無料クーポン当たる |
リンガーハット | 1ポイントで1円 | 100円(税抜)で1ポイント | 2% | |
ミスタードーナツ | 1ポイントで1円 | 100円(税込)で1ポイント | 2% | ドーナツとドリンク50円引 |
くら寿司 | 1ポイントで1円 | 200円(税抜)で1ポイント | 1.5% | |
ロイヤルホスト | 1ポイントで1円 | 100円(税込)で1ポイント | 2% | ポイント10倍 |
不二家 | 1ポイントで1円 | 100円(税抜)で1ポイント | 2% | 100万ポイント山分けなど |
スリーエイト | 1ポイントで1円 | 100円(税抜)で1ポイント | 2% | ボーナスポイント進呈 |
紳士服のコナカ | 1ポイントで1円 | 100円(税抜)で1ポイント | 2% | 50万ポイント山分け |
ビックカメラ | 1ポイントで1円 | ポイント付与対象商品(税込)の5% | 6% | +3%ポイントアップ |
ソフマップ | 1ポイントで1円 | ポイント付与対象商品(税込)の0.5~5% | 1.5~6% | 20人に1人5000ポイント進呈 |
引越しの日通 | ポイント使用不可 | 100円(税抜)で2ポイント | 3% | |
サカイ引越センター | ポイント使用不可 | 100円(税抜)で1ポイント | 2% | |
コスモ石油 | ポイント使用不可 | 1Lで1ポイント(現金支払のみ) | ー | |
出光石油 | 1ポイントで1円 | 2Lで1ポイント | 1%+α | ポイント5倍 |
キグナス石油 | ポイント使用不可 | 1Lで1ポイント | 2% |
▲店舗は一例です
これだけ加盟店があれば、ポイントを貯めるもよし、使うもよし、還元率2%分を十分に享受できます。
楽天Edyにチャージして合計還元率1%
楽天カードから、電子マネーの楽天Edyにチャージすると、200円で1ポイント貯まるため、還元率は0.5%です。
しかし、Edyを使う時でも200円で1ポイント貯まるため、還元率は0.5%で、合わせて1%の還元率になります。
楽天Edyと楽天カードの還元率の比較
チャージの還元率 | 支払いの還元率 | 合計の還元率 | |
楽天Edy(電子マネー) | 0.5% | 0.5% | 1% |
楽天カード(クレジットカード) | ー | 1% | 1% |
ただ、注意点があって、チャージも支払いも200円未満だと1ポイントも貯まらないため、100円から1ポイントが貯まる楽天カードでクレジット支払いした方がお得になります。
支払額300円のポイント数の比較
300円の買い物をする際、Edyではカードから300円をチャージし、そのチャージした300円で料金を支払います。楽天カードだとそのまま300円のクレジット支払いになります。
チャージ額300円 | 支払額300円 | 300円でのポイント数 | |
楽天Edy(電子マネー) | 1ポイント | 1ポイント | 2ポイント |
楽天カード(クレジットカード) | ー | 3ポイント | 3ポイント |
Edyだと、ポイントが200円単位なので、100円の端数分が損してしまいます。少しの金額ですが、クレジットカード払いの方がいいでしょう。
デザインが豊富
楽天カードは、楽天イーグルスやお買い物パンダ、ディズニー、YOSHIKIなどデザインが豊富です。
楽天カードのデザイン
▲豊富なデザイン
新規入会キャンペーン
楽天カードは、毎回、新規入会キャンペーンをやっています。2019年6月現在は、5,000ポイントプレゼントキャンペーンをやっています。
入会すると2,000ポイント、1回でもカード利用すると3,000ポイントなど、最初は5,000ポイントも貯まります。
年会費が無料ですので、ただで5,000ポイント分ももらえることになり、とてもお得です。
楽天カードのデメリットは?
かなりお得な楽天カードですが、デメリットがあるのか調べてみました。
楽天カードのデメリット
- メルマガが多い。
- ETCカードの年会費が有料
楽天のメルマガは非常に多いと不満ですが、オンラインサービスのe-NAVIで止めることもできます。
楽天のETCカードは、年会費が500円(税抜)かかり、有料です。ですが、他のカードで無料ETCカードで作れるところがありますので、そこを利用しましょう。
評判は?
かなりお得な楽天カードですが、その評判を調べてみました。
いい評判
楽天カード、
ほんとポイント貯まる、、 pic.twitter.com/VN4iM4NnIx— はしもとまさし (@HsmtmsS) 2019年6月23日
日頃の買い物はほぼ楽天カードでしてて何だかんだポイントが貯まるのでほぼ毎月タダ。
#僕も私も楽天モバイル pic.twitter.com/dJ4XxOThep
— あひる屋 (@oga_aya) 2019年6月24日
悪い評判
楽天カードは1番ポイント貯まりやすいけど、それ以上にメール爆弾が最悪だからもう解除しよう。
— 623 (@nakayoshi_clove) 2019年6月20日
ちなみに楽天銀行は有能ですが楽天カードはクソです。各種キャンペーンにいちいちエントリーしなきゃいけないし、そうするとGmailのスパムフィルタをすり抜けてくるキャンペーンメールが毎日大量に送られてくる上に楽天市場そのものが品物が安くないからポイントが貯まっても全然嬉しくない。最悪。
— ブロックにゃん《緩》 (@block_chan) 2018年6月21日
まとめ
楽天カードは、還元率が1%だから、普通のカードとは思ってはいけません。
加盟店では2%、楽天市場では15%もの高還元率を誇り、ポイントを使う際も、楽天市場だけではなく、加盟店やカード支払いにもそのまま使えます。
さらに、1ポイントから利用でき、なかなか貯まらない他のクレジットカードとはわけが違います。