どうも、「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」のかっしーです!
私はアニメ好きで、以前はBDレコーダー(ブルーレイ・ディスク・レコーダー)で録画しまくってました。
アニメ好きな方は、新番組をチェックして、BDレコーダーで録画予約して、見終わったらBDに焼いて保存、そういった方も多いと思います。
しかし、今では、アニメもネットでの動画配信サービスが充実していて、料金も安く提供されています。
そこで、アニメはレコーダーで録画予約して見るか、ネットの動画配信サービスで見るか、どちらが料金的に、時間的にお得か、1年当たりの経費を計算してみました。
BDレコーダーなどの録画機器の代金
BDレコーダーで録画予約する場合
BDレコーダーで録画予約する場合は、もちろん録画機器が必要です。録画機器は色々ありますが、今はBDレコーダーが主流だと思います。
BDレコーダーは、HDD容量の少ない3万円程度の安価なものから、HDD容量が7テラもある全自動モデルで10万円以上する高価なものもあります。レギュラーモデルの高機能の物だと5万円前後が主流です。
私は、当時BDレコーダーを48,956円で購入し、8年9か月使用したところで故障のため買い替えました。そのため、1年当たりで計算すると、5,595円になります。
レコーダーは一度、高いお金を出して買えば、あとは費用はかからないので気にしない方が多いと思いますが、企業のように減価償却費として計上してみると意外にかかっていたんですね。
動画配信サービスの場合
ネットで配信しているので、レコーダーなどの録画機器を購入する必要がありません。
ただ、動画配信サービスを利用していても、テレビ番組を録画したい場合があるので、レコーダーは購入するという方は多いとは思います。ただ、頻繁には利用しないので、レコーダー自体は長持ちはするのではないでしょうか。
録画用ディスクの代金
BDレコーダーで録画予約する場合
BDレコーダーで録画し、その番組をディスクに焼きたいのなら、BDーR(ブルーレイ・ディスク)などのメディアが必要です。
BDは、25GBの50枚スピンドルパックだと安く手に入れられ、2,000円~4,000円くらいです。価格変動が結構あり、2016年くらいはかなり高騰し、5,000円くらいになった時期もありました。
私は毎回、25GBのBD-Rを50枚のスピンドルパックで買っていました。50枚のスピンドルパックの1個当たりの平均価格が3,135円で、年間でスピンドルパック、3.33個(ディスク166枚分)使っていました。年間にすると、ディスク代だけで3,135円×3.33個=10,450円かかっていました。
あまり考えたことはありませんでしたが、実際に計算してみると、意外にかかっていてビックリです。
動画配信サービスの場合
BDに焼かなくても、放送されたアニメが見れますから、必要ありません。
電気代
BDレコーダーで録画予約する場合
予約録画する場合は、録画時の電気代、録画を再生する(アニメを見る)時の電気代、BDにダビング時の電気代がかかります。計算は面倒なのでしません。
こう考えてみると、録画時、再生時、ダビング時の3種類も電気代がかかっていたんですね…とほほ…
動画配信サービスの場合
動画配信サービスの場合は、録画とダビングの必要がないので、再生するときの電気代だけです。
強いて言うなら、余計にかかる電気代は、ネット接続時のモデムと、モデムとの通信時のルーターなどのわずかな電気代でしょうか。両方とも録画時の電気代よりはかなり安く済みます。
時間
BDレコーダーで録画予約する場合
レコーダーで予約録画するためには、ネットなどで新番組をチェックするための手間がかなりかります。これがアニメファンにとっての一番の悩みどころでした。さらに、実際にレコーダーで予約の設定をし、BDに焼く手間もかかります。
BDに焼く際、編集にこだわる人なら、その手間もかかります。ふと、昔のアニメが見たくなり、押し入れにいれたBDの山から探す場合の手間もかかります。
そのさまざまな手間を考えると、かなりの時間を浪費しています。時間はお金に計算できませんが、時は金なりで、その時間で生み出すことができるお金を失っていることになります。
動画配信サービスの場合
動画配信サービスの場合、ネットにつなげてアニメを検索するだけですから、まったく手間をかけなくて済みます。レコーダーで予約するときに必要な、新番組のチェック、予約の設定、BDにダビング時、過去のBD-Rを探す、などの手間が省けます。
アニメを見るのは結構時間がかかりますから、その省けた時間をアニメを見る時間にまわすことができ、アニメライフがさらに充実します。
BDの保管場所代
BDレコーダーで録画予約する場合
BDを焼くと、当然、保管場所が必要になります。長年アニメを見ていると、BD-Rが相当数溜まってきますから、それもバカになりません。
それを場所代として計算するのも難しいですが、かかっていることも事実です。
動画配信サービス
BDに焼く必要がないので、保管する必要がなく、まったくかかりません。
動画配信サービスの独自のサービスも計上してみる
動画配信サービスには、過去のアニメ、アニメの劇場版、声優のライブBD、配信サービス独自の番組、アニソンなども配信しています。
BDレコーダーで予約録画する場合は、それらのサービスを享受できませんので、動画配信サービスと比べるにあたり、その享受できるはずの費用も計上してみました。
BDレコーダーで録画予約する場合
アニメの劇場版などはテレビ放送されるものもありますが、唐突に放送したりして録画をし損ねたりし、レンタルや購入したりします。声優のライブはテレビ放送されることはなく、レンタルも基本的になく、ファンなら必然的に購入することになり、当然高額になります。
アニソンは、CDかネット配信で購入するか、レンタルするかしかありませんので、余計に費用が掛かります。
私の場合も、たまに声優のライブDVD、BDを年間2枚程度買っていましたから、年間平均にすると12,425円でした。劇場版は映画館に見に行っていましたが、その迫力は動画配信サービスでは代替できないので、費用計上はしません。
アニソンはツタヤディスカスで宅配レンタルしていて、月額2,014円、年間にすると24,168円かかってました。意外に高いですね…
動画配信サービス
アニメの劇場版、声優のライブBD、アニソンは動画配信サービスの月額費用に含まれていますから、余分な料金はかかりません。
ただ、好きな声優のライブBDなどは、ファンの方なら、配信ではなく購入したいという方も多いものです。一概に費用計上するのは向いていませんが、実際には買って1~2回見て、押し入れの中に眠っているという方も多く、配信で見てもいいのかなと思っています。
年間にかかる費用を合計してみると
BDレコーダーで録画予約する場合
私の場合ですが、BDレコーダーの1年当たりの費用が5,595円、BDーRが1年当たり10,450円、声優のライブBDが12,425円、アニソンのレンタルが24,168円、年間で合計52,638円。
それに加え、録画時やダビング時などの余計な電気代、録画予約するための手間、BDディスクの保管場所の費用、などなどかなりのお金と貴重な時間を使っていることになりました。
趣味にお金を使っているので、あまり費用を考えたことがありませんでしたが、実際に計算してみるとビックリです。
動画配信サービス
BDレコーダーも、BD-Rも必要なく、アニメの劇場版、声優のライブBD、アニソンなども配信されているので、かかる費用は月額料金だけです。
アニメの動画配信サービスだと、dアニメストアとアニメ放題がメインで、両方とも月額400円で、年間にすると4,800円です。
まとめ
私の場合に限ってですが、動画配信サービスにした方が、「年間47,838円+余計な電気代+余計な手間」の分だけお得という結果になりました。
それでも、趣味にかけるお金なので、私はそんなに高いとも感じませんが、録画予約する手間という部分では、動画配信サービスに圧倒的な軍配が上がると思います。
ただ、動画配信サービスの場合は、アニメ番組を完全に所有することはできませんので、単純に動画配信サービスの方がいいとは言い切れません。
ただ、圧倒的なメリットがあることは事実です。どうぞ、ご参考にしてくれれば幸いです。