よく本を読む人は、書籍代もバカになりませんね。そんな時に助けになるのが図書館です!
本やCD、DVDをタダで借りられるのに、タダ故に意外と利用されなかったりします。
図書館は税金で運営されているため、せかっく税金を納めているなら、利用しない手はないでしょう。
あまり図書館は利用しないという方に、図書館のメリットやデメリットなどをまとめてみました。
図書館のメリット
税金で運営されているために、図書館はメリットがいっぱいです。
無料で借りられる
なんといっても無料で借りれるということです。タダに勝るものはないですね。
それは、税金で運営されているためであり、せっかく税金を納めているのなら、納税額分は利用したいところです。
専門的な本、古い本などジャンルが豊富
本屋さんだと売れる本を揃えているので、専門的な本や古い本だと置いていない場合が多いですよね。
しかし、図書館は利益目的ではないので、専門的な本、古い本が充実しています。絶版になってしまった本も置いてあったりします。
人気の本、新しい本も意外にある
図書館に置いてある本は古いものが多いというイメージがありますが、決められた予算のなかで必要な本を適宜購入しているため、当然、新しい本や人気の本もあります。
CDやDVD、漫画、新聞、雑誌もある

図書館というと、お堅い本しかないというイメージを持っている方もいると思いますが、CDやDVD、漫画、新聞、雑誌、絵本、洋書、楽譜なども揃っているところが多いです。
CDやDVDもタダで借りれるので、レンタルビデオ代も浮きますね。ただ、CDやDVD、漫画などに関しては娯楽要素が強いためか、やはり品揃えは少ないところが多いです。
端末で蔵書を検索できる
探したい本がどこにあるのか分からない場合は、図書館に置いてある端末を利用して、本の場所を検索できるところが多いです。
本屋さんだとそういった端末は置いてあるところは少ないので、探すのが大変だったりします。
図書館でも本屋でも、係の人に尋ねる方法もありますが、たくさんの本を探したい場合や、ちょっと聞きづらい内容の本を探すときは重宝します。
自宅に本を置く必要がない
本をよく買う人だと、やがて自宅に大量に山積みになり、置き場に困ることがよくあると思います。
電子書籍だと置き場に困ることはありませんが、欲しい本が電子書籍化していない場合だと、紙の本を購入する必要があります。
図書館は本を返却する必要があるので、読み終わった本は、自宅に置いておく必要がなく、その分だけ自室を有効活用できます。
本が意外にきれい

図書館の本というと、汚いというイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、図書館は決められた予算で新品の本を購入し、表紙に透明なフィルムを貼ったりと汚れないような工夫がされ、手入れも行き届いているため、きれいな本が多いのです。
そして、マイナーな本だと誰にも読れていない状態だったりして、非常にきれいな場合が多いです。図書館を利用する方はマナーを持った方も多いのもあるでしょう。
逆に古本屋の本だと、必ず前の所有者がその本を読んでいるはずですから、店員さんがクリーニングしても、どうしても汚れを落としきれません。購入した本を読んでいると、手がべとついたりもするため、私はあまり買いません。
ただ、図書館の本でも、人気の漫画などは利用頻度が高く、利用者も低年齢層が多いので、どうしても汚れやすいですね。
PCが使える
図書館にパソコンが置いてあり、ネットにつなげられるところも多いようです。利用時間は一人30分程度が多いようです。
ただし、公序良俗を保つため、フィルタリングソフトを導入し、特定のサイトを閲覧できなくさせています。
よく高齢者が利用しているのを見ますが、パソコンを持っていない方にとっては便利ですよね。
返却期限があるため、読むことにつながる
本に限ったことではありませんが、商品を買っただけで満足してしまい、封も切らずに押し入れの奥でホコリを被ってたりする人も多いのではないでしょうか?
人間というのは期限を設けられないと頑張らない生き物で、返却期限があるということは、必然的に本を読むことにつながります。
貸出期間は2週間のところが多いので、自宅でゆっくり読めます。返却期限のお知らせをもらえるので、期限を覚えておく必要もありません。

静かな環境
本屋さんだとザワザワしているところが多いですが、図書館はマナーとして、静かにしないといけませんので、落ち着いて本を探したり、読んだりできます。
冷暖房が利いている
図書館は冷暖房が利いているので、暑い日や寒い日は図書館で過ごして、冷暖房費の節約にもなります。
自宅のネットからでも図書館の蔵書を検索できる
今は、自宅のネットからでも、図書館にある本を検索できるところが多いようです。
欲しい本を買う前に、近くの図書館で置いていないか検索してみるのもいいですね。
ためしに「安倍晋三」さんで検索してみたら、36件の書籍がありました。

図書館のデメリット
非常に便利な図書館ですが、少なからずデメリットもあります。
場所が遠い場合がある
自宅から遠い場合は、そこまでの交通手段、交通費がかかったりします。通勤、通学途中にあれば、ちょうどいいですね。
ただ、今は本屋さんが減っているので、逆に図書館の方が近かったりする方もいるのではないでしょうか。
返しに行かないといけない
当たり前ですが、借り物なので、期限には返さないといけません。
本を手元に置いておけない
借り物なので、自分の手元に置いておけません。ふと、前に読んだ本を見返したいと思っても、すぐには見れません。
しかし、後日、図書館で同じ本を借りれば、それは解決できます。
休館日がある
本屋さんだと年中無休なところがほとんどですが、図書館は開いてない日があります。
休館日は、週1日だったり、月に1~2日だけなところもあります。
土日は開館しているところが多いようです。よく行く図書館なら、休館日を調べておくといいですね。
借りた本などを紛失、破損してしまった場合
本の破損は程度によりけり
本を破損してしまった場合、自分で修理せずに図書館の職員に事情を伝えましょう。
多少の破損なら弁償する必要はない場合が多いようですが、大きな破損の場合は弁償する場合もあるようです。

▲ 図書館の本はよくセロテープなどで修正されています。
本の紛失、CDの破損や紛失は弁償
本やCDを紛失してしまった場合は、必然的に弁償することになります。CDの破損の場合も修復が難しいので、弁償することになります。
賠償の方法は現金ではなく、同じものを自分で購入して返却するところが多いようです。
賠償する本が古くて、本屋さんで売っていない場合は、古本屋で購入してきたものでも可能の場合があるようです。それでもその本が見つからない場合は現金での賠償になるようです。
DVDの破損や紛失は要注意
DVDを破損、紛失した場合も賠償することになりますが、高額になる場合があります。
それは、図書館がDVDを著作権許諾料込の金額で購入していて、市場価格よりかなり高額になるからです。
タダで借りたつもりが、逆に高くついてしまいますので、お子さんのいる家庭などは特に注意しましょう。


まとめ
図書館は、本やCD、DVDなどをタダで借りれる以外にも、本屋さんに置いていないようなマイナーな本があったり、自室が本で埋まることがなくなったり、返却期限があるため読むことにつながったっりと、多くの利点があります。
税金で運営されていますので、払った税金を回収するためにも利用したいですよね。